しかし、思っていたような結果は出ず、バブル崩壊とともに坪単価は安い方へ向かうようになり、SW工法では坪単価が5〜6万上がっていくため頼む人がいなくなりました。現場見学会もたまあにするだけ・営業はしない・自社のパンフレットもなしで、うまく行くはずもありませんでした。
(よその工務店さんはどんどんSW工法で受注しているのに、なぜ・・・・)
97年、気が付くと昔の家の造り方で家を建てていました。
縁桁(杉磨き丸太)を使ったり、違い棚の間にあるえび束を彫ったり、大黒柱を建て、漆喰を塗り、壁に板。職人の仕事を見せる用になっていました。
このころから地元でもプレカット工法(構造材工場製材)がはやりだし墨付けができない、手加工もできない、そんな時代がすぐ訪れると予感させるかのようにあっという間に普及していきました。