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松本建設.棟梁日記・2007年

おかしいと思ったら断ってください!

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佐賀県安全住まいづくりサポートセンターの唐津の事務局から連絡が入り1人住まいの65歳くらいのお宅を尋ねる事となりました。相談の内容はこんなことでした
①2~3年前に床下や小屋裏に金物補強として工事代金を現金で60万円を支払った。
②同じ会社に今度は、小屋裏の換気扇工事と2階床下の換気扇工事として36万のローンを組んで払っている。
③次の年にも同じ会社に、昨年と同じ内容で換気扇代として36万のローンを組されて払っている。この時は何度も断ったそうですが、何回も来るので恐くなって申込むことになった。
と云うことでした。この方は、その他にもローンを組んでおられるようで、(かもリストなどがあるんでしょうか?)年金生活者にとっては払いきれない金額だそうで、タイミングよく唐津市の市民相談室が動き出したようで、②と③は、消すことが出来るようで①についても妥当な金額ではないのでその会社と話合を進めている用です。
私たちの活動もどこまで入り込むのかと言われると難しい所で、今回のケースは考えさせられましたが、個人的には、「あくまでも建築物に関わることについてのアドバイス的なことを行なう所」でご理解頂きたいと思うのですが。とにかく気を付けてもらいたいと思います。1人で決めないで、断る勇気が必要です。

地鎮祭を行ないました。

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地鎮祭が厳かに執り行われました。

当日はお施主さんと、新築工事に関わる、業者さんたちが集まり、土地の神様に新築のご報告をし、工事の安全とこの土地で暮らす御施主様御家族の御多幸を祈願しました。

さあ今日から家造りが始まります。

唐津の偉人!棟梁・吉田吉次郎 (その2)自宅訪問

欄間
吉田吉次郎氏
吉田家とはご縁がありまして、リフォーム工事で私自身も20代前半だったと思いますが大工の職人としてお世話になった事があります。父親の代から50年近くお付合いをさせて頂いていると感謝しています。

今回は、4月の旧高取邸の一般公開日前に吉田家を訪れた時に写真撮影や松本建設のホームページへの掲載なども了解を頂、120年前に造られたとは思われないほど大工の技が光、1部の写真を載せることにしました。
お家の方から伺ったのですが、上と下の彫刻の欄間は(写真)、?鯉の滝登り?勿論、吉田吉次郎の手づくりだそうです。
 
 
 
 

欄間。

 
和室と和室の境に作る欄間(ランマ)と言われてる彫刻です。
前は、あたりまえ様に作っていたのですが、今は殆ど作らなくなってしまいました。
 
 
 
 
 
 
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   吉田氏が書かれた図面や姿図・見積書など沢山見せて頂きました。
 
 
 
 
 
 
  この写真も欄間です。
  中に彫られているのは、?刀の鍔(つば)の部分をイメージしたのではないかと思っています?
 
 
 
 
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床の間の違い棚の上、天袋の襖の絵です。 
とても綺麗で雰囲気がよかったので写しました。


↓↓↓玄関の天井には、杉板の柾目をデザインよく配置してあります。
興味があるのは、中央より右上あたりに残っている手油と思われる黒ずんだ所です。
 
 
この作りから言って天井面に触るのは大工さんだけと創造されますが、吉田氏の手のあとかどうか分かりませんが面白い物を発見しました。今の家だと後から手あかが出てくると嫌な思いをされますが、残っていて嬉しいことも。
・・・考えてしまいますよ、普通の人と有名な人・・・。
 
 
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解体工事が始まりました。

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築120年の建物延べ床面積も100坪もあり、土壁に瓦の下も土と杉の皮と竹120年の歴史を感じさせるものすごいホコリです。水をまいてホコリをおさえたのですが周りの方々には大変なご迷惑を掛けたことと申訳なく思っています。3日目で8リットルをまき水として使ったそうですから、「ほとんど出しっぱなしじゃないですかね」と水道メーター機検査のおばちゃん。
1つ間違えれば、大事故につながる当の本人たちは、ものすごく気を使い真剣に仕事を行なっているのです。
屋根の上で瓦を剥ぐ仕事にしても、瓦を取ってしまった後は、とても危険です。歩いていると板が割れて足を怪我したり、運が悪いと下まで落ちたり、昔の家は特に瓦の下に土や竹、杉の皮などで出来ているためスベリやすく、事故はおこさないように用心をして仕事を行なっています。

「ガタン・ガタン。ドン・ドン」とものすごい音をたてて解体を行なうので「解体屋さんは、仕事の荒かな」とよく言われますが、そんなことは、無いのです。真夏の炎天下の中、真っ黒に日焼けをし、真冬の寒い中ぶるぶると震えても そして体中真っ黒になり仕事を続けているのです。

だから、文句もあまり言えないこともあるのです。
周りの方にはご迷惑にならないよう気を付けて工事を進めたいと思います。

リフレクティックス施工

 リフレクティックス施工
 
  私たちは『リフレクティックス』という遮熱材を使った住宅を建てています。
快適な住環境を確保するためには、温度差がない住宅を造り上げたとしても光熱費(エアコンなど)の使いすぎや木材を腐らせては何の意味も無いことに「気付いてしまった」のです。難しいことは分かりません。ただ、私たちが建てる家は、消費エネルギーの削減ができ建物を腐らせないで老朽化を遅らせることができれば、次世代の人達のためになると思ったからです。
 
キラキラと光っているのが熱を反射させ、断熱材の役目もはたすリフレクティックスと言うアルミで出来た遮熱材です。
たった8mmの厚みしかないので外断熱にはもってこいの材料です。
 
 
 
 
 
 リフレの家
 
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全体的に リフレクティックスを張り終わった所です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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松本建設
〒847-0844
佐賀県唐津市菜畑3240
TEL.0955-72-8007
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