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松本建設.棟梁日記・2007年

手摺りのリフォームに2回目となる介護保険の申請

●廊下:既存手摺りの改良工事
一度、介護保険を利用されてから手摺りの取付け工事を行なっていた現場でしたが、手摺りの高さが「自分には、合わなくなったので変更して欲しい」とご相談がありました。私も始めてのケースで1回使えば出来ないと思っていたのですが再度申請でも、唐津市の場合合計金額18万円までは、段差解消や手摺取付け・片引戸へ建具作りなどを行い、介護保険居宅介護(介護予防)住宅改修費の支給申請を行えば市の方から補助金を受けられるそうです。(H.19年10月現在)
唐津市 リフォーム 工事前        工事後・手摺りを88cmへ
今回の再度申請工事内容は、手摺りの高さを 82cm⇒88cmへ変更しました。
 
工事前        工事後

屋根パネルの遮熱材施工

 リフレクティックス 遮熱材
 
棟上が終わり今度は、屋根パネルの取付け作業を始めます。
キラキラと光っているのが断熱に使う遮熱材=リフレクティックスと言う材料です。
遮熱材=リフレクティックスを屋根に登って張るのは大変なことで、第一に安全性。
第二に工期の短縮にもなることから、屋根パネルを作ってみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2階の床から見上げると
こんな風に見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
屋根パネルを作業場で組立ていたので、時間も早く

安全性の面でも成功しました。
 
 
 
 
 
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近松寺(きんしょうじ)の硝子戸は、『てのべガラス』。

WEBで調べてもこのガラスには、出会えない珍しいガラスです。
このガラス昭和3年の近松寺改修工事の時、建付けられた建具だそうです。80歳になるそうですが今まで何度となく台風に直撃されても割れはしなかったそうです。その上「雨戸が付いていたのをわざわざ外してしまったんだよ」と和尚さん!
割れてはいないからま~良かったですよね(それにしても昔の硝子は強い)
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凸凹した硝子が波打った感じが写真で伝わりますか?今では作る人がいなくなった珍しい硝子に出会えました。(旧高取邸にも使われているようです。〉
今回私たちは、床下の補強の為、近松寺さんにお世話様になりましたが、まだまだこの建物には勉強になる所が、沢山ありそうでわくわくしております。
 
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床下にもぐり、新にネタ受木と大引きを取付けて床の強度を強くした所です。

20年前に建てた名護屋小学校の相撲場も心配になり出かけて見ました。

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長松小学校 相撲小屋の柱建替え工事が終り、20年前に建てた名護屋小学校の相撲場の柱は腐れていないのか心配になり訪問することにしました。

私が唐津に戻り松本建設に入社したころに、建てた物です。予算がなく、その上、4方転びの柱を 勿論初めての作業となり墨付けをして手刻みをするとても難しい仕事を任せられることとなり、考えて・考えてハリキッテ仕事をし、熱中していた思いが残っています。

棟上から後の仕事は、他の大工さんと一緒に工事を進めて行きましたが、それまでは勉強の為かほとんど1人でやらされた記憶が残っていますだからなおのこと、気になって仕方がなかったのです。

長松小ほど柱は腐れていませんが、ヤッパリか でした!

柱の長さは、1.5mほど長く・建物(屋根)のサイズが大きい為 頭でっかちになっている感じがします。
出来ることなら柱の建替え工事は、早めの対策をお願いしたい所です。
  松本哲也23歳の時棟梁として造る。    唐津の役所から何年先に松本建設へ依頼があるか楽しみですが、早急に柱の取替えが必要です。

6日目柱の取替えが終りました。

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柱の長さや条件が違う為に、4本の柱をまとめて作ることが出来なく作業に時間が掛かってしまいましたが腐れていた方ずえ(柱に取付く斜材)やボルト等取替えたことにより耐久性も増したと思っています。 

そして、お手伝い頂いた唐津市相撲連盟の皆さんの御協力には、感謝しております。
松本建設
〒847-0844
佐賀県唐津市菜畑3240
TEL.0955-72-8007
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