一覧へ戻る大手門継手:傷んだ柱の継手2016-01-21 大手門継手:大阪城大手門の控え柱には、柱の根元を継いだ補修の跡が残ります。東西両面(写真参照)は下の柱が凸型の「蟻継ぎ」、南北両面(写真参照)は山型の「殺ぎ継ぎ」になっています。外から見ると、どの方向からもはめ込むことができないような不思議な形の継手になっています。長年大阪城の謎のひとつとされてきましたが、1983年にX線撮影により内部構造が明らかになり、継手の謎が解明されました。