HOME > 松本建設.棟梁日記・2008年 >瓦の下の土とルーフィングの役目!
材木町の喫茶油屋 さんの屋根解体作業を始めました。
2階だけで約70坪分の瓦をはぎ→土→杉皮→竹などと解体を進めていきます。なにげない作業の中にも瓦の下に敷きつめてある土の厚さ(70mm~100mm)に考えさせられました。
台風など雨と横風の時には瓦だけでは雨の侵入を防げない時があると思います。その時に活躍するのが、土や杉の皮で雨漏れは防ぐことが出来ていたのです。もし雨が濡れたとしてもよほどの事がない限り下までは落ちてこなかったんではないでしょうか、それに時間がたつと、土は乾燥することが可能なのです。
今は、その役目をルーフィンと言うアスファルトに似たシートを張ることによって防ぐようになっています。 耐震的・構造・材料の質.大きさは、無視して考えるなら昔の作りが正解なのです。悲しいようですが、瓦自体で強い雨風は防げないと思っていた方が良いと思います。
だから、瓦の下の施工の仕方がかぎを握っていると思います。
2階だけで約70坪分の瓦をはぎ→土→杉皮→竹などと解体を進めていきます。なにげない作業の中にも瓦の下に敷きつめてある土の厚さ(70mm~100mm)に考えさせられました。
台風など雨と横風の時には瓦だけでは雨の侵入を防げない時があると思います。その時に活躍するのが、土や杉の皮で雨漏れは防ぐことが出来ていたのです。もし雨が濡れたとしてもよほどの事がない限り下までは落ちてこなかったんではないでしょうか、それに時間がたつと、土は乾燥することが可能なのです。
今は、その役目をルーフィンと言うアスファルトに似たシートを張ることによって防ぐようになっています。 耐震的・構造・材料の質.大きさは、無視して考えるなら昔の作りが正解なのです。悲しいようですが、瓦自体で強い雨風は防げないと思っていた方が良いと思います。
だから、瓦の下の施工の仕方がかぎを握っていると思います。
瓦2・2.JPG 昔の屋根下地は、竹の上に杉皮、その上に土を敷きつめて瓦を葺いています。
(←ルーフィング) 野地板打ちが終わり(↑)、ルーフィングを張り、いぶし瓦を葺き終わり、棟の作業に取掛かったところです。(↓)