大工のこだわり!手づくりの小物
床の間の違い棚の間に使う1寸角(33ミリ角)の縦の木 えび束といい、ケヤキの材料を使い、中に丸い玉を、彫っています。 この玉は、上と下に動かすことができますが、ある1点 の所にくれば、動かなくなるようになっています。 その時の止まった状態での写真です。 | |
玄関入口に置く、傘たての写真です。 和風の家につり合うようにと思い、大工さんにお願いしました。 横棒の2本と縦棒2本は、ケヤキの木を使っています。 横棒の上に大人用の傘のえの部分掛けるようにし、 横棒の下(細い棒)には、子供の傘のえを掛けてもらうように 考えて、作りました。 | |
手間ひまを、かけた神棚様です。 | |
トイレの中の大工さん手づくりの小物です。 タオル掛け・灰皿・時計・ミラーの額縁。 | |
タオル掛けは、釘を見せないように、考えた末。三角形の横木を作り、横からたたいて横木を取付けていきました。尚、三角形の横木の角は、触っても痛くないように面を大きき削っています。 | |
灰皿は、足に竹栓を使い上下が動かないように固定出来るように考えてみなした。 | |
手づくり時計です。1〜12までの数字の所に、竹で作った棒を打ち込み数字の代わりしてみました。 | |
鏡の回りの額縁も作って見なした。 | |
職人の技を十分に発揮している、欄間の作りです。 | |
家が完成した後、2年後に作ったちょっと変わった棚。子供が小さい為、なんでも触りたがって困っています。「灰皿を置く場所もないな〜・鍵をまとめて掛ける所もない・鉛筆を置くところも・郵便物など」小さい子供さんに手が届かなくて大人にとっては使い勝手のいい棚をと、希望されたことから、作り上げました。 (後から、旦那さん専用の棚になったそうです。) リフォームのため、コンセント・リモコン・インターホーンは、始からあった場所に再現しています。 えんぴを6本立てる穴を掘り、鉛筆がさしてあるのが、分かりますかね? くぎは、使わずに15ミリ角の栓木と言われるもので、棚板の受木や郵便物を入れる所を作っています。 | |
玄関の天井:格天井です。 |
大工の技を伝える墨さし作り!
12月30日は、松本建設恒例の墨さし作り 材木の墨付けに使う すみさし=えんぴつは、竹を割って作って行きますが、松本建設では、すす竹を使うようにしています。このすす竹も残りが少なくなって来ているので、築100年位の家屋の解体する現場から譲ってもらうしか方法はないのですから、探すのに一苦労です。囲炉裏やかまどの煙などで蒸された竹は色艶も良く、えんぴつとしての耐久性に優れています。もうそ竹は、そこらへんに沢山ありますが、すす竹で作らないと面白く無いんですよね・・・と、自己満足。 | |